今日は、関節保護作用があるとされてるグルコサミン、コンドロイチン硫酸について話したいと思います。
結論から言うとグルコサミン、コンドロイチン硫酸の効果は不明でありレントゲン撮影で間接裂隙が消失してる症例でこれらのサプリメントが有効だった経験はないそうです。
有効とされた症例として
①バレーの選手で膝周りに痛みと腫れを繰り返していた方がサプリメントを開始してからその腫れがなくなり膝周りの柔軟性が改善した。
②靭帯再建術の術後に関節炎が長期にわたり継続する患者にサプリメントを投与するようにしている。
これらの症例で明らかな効果は確認出来ないものの長期的な関節炎で改善を認めている。
したがって軟骨の再生は見込まれないが関節内の炎症を抑える効果は期待が出来るのではないか、という事です。
ただ効果は不明な点が多いのも事実という事です。