こんにちわ。田村です。
皆さん不快指数という言葉を聞いたことがありますか?
気温(℃)と湿度(%)から計算される“蒸暑さ”の目安のことです。
梅雨時期の気温は真夏ほど上がりませんが、湿度は快適湿度が50%前後と言われていますが、屋外では60%、屋内では90%を超えることにもなると言われています。
“蒸暑さ”を示す不快指数は、梅雨時期の生活環境を知る最もふさわしい指数です。
不快指数は、次の計算式で算出します。
不快指数=
0.81T + 0.01H(0.99T - 14.3) + 46.3
T: 気温(℃),H: 相対湿度(%)
計算された数値が高くなると次の様に不快の度合いが高まってきます。
不快指数 体感
~55 寒い
55~60 肌寒い
60~65 何も感じない
65~70 快い
70~75 1割が不快 暑くない
75~80 半数が不快 やや暑い
80~85 全員が不快 暑くて汗が出る
85~ 暑くてたまらない
体に感じる蒸し暑さは気温と湿度に加え風速等の条件によっても異なるため、
不快指数は必ずしも体感とは一致しません。
冷房病の予防には、外気との温度差を5℃以内が良いと言われていますが、
設定温度は28℃が省エネからも理想的と言われています。
エアコンの温度を28℃、湿度を50%に設定すると不快指数は【75.69】で“やや暑い”となってしまいます。
しかし、この数式は、風について考えられておらず、一般に風速1m/秒で約1℃の低下が体感できると言われています。
エアコンの温度設定をいつもより少しくらい高めにしても、除湿や部屋の風通し良くすることで快適に生活できます。
エアコンと一緒に扇風機やうちわを使って蒸し暑い夏を乗り切りましょう。
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