今日は肩甲帯について話そうと思います。
まず関節を動かす為には筋力が必要になります。
筋の両端にある腱は骨に付着していて、筋の張力はお互い引き寄せるように作用します。
その為軽い物体を重い物体方向に寄せていきます。
肩関節で言うと上腕骨と肩甲骨を比較すると明らかに上腕骨の方が重たいです。
さらに上肢の重さも加わるとさらに重たくなって上腕骨の方に肩甲骨が引寄せられます。
ここで上腕骨を動かす為には肩甲骨が鎖骨や胸郭と連結して体幹と一体化する事で上肢より重くする必要があります。
その役割として肩甲骨周囲筋(固定筋)
が働きます。
肩と肩甲骨はきってもきれない関係なのです。
肩の痛みでお困りの方は一度話を聞かせて下さい。
0 件のコメント:
コメントを投稿