2014年5月21日水曜日

頭痛

  こんにちわ、大山院 田村です。

今日は『頭痛』について書きます。『頭痛』といっても1種類ではありません。

日常生活の蓄積によるものや緊急を要するものなど様々です。

大きく3つに分けられます。
☆偏頭痛
☆緊張型頭痛
☆群発頭痛

☆偏頭痛
 偏頭痛は、脈打つようにズキンズキンと痛む病気です。 月または週に1~2度の頻度で発作的に起き、寝込んでしまったり、仕事が手につかないなど、日常生活に支障をよきたします。時には吐き気や嘔吐を伴ったり、また光や音に対して過敏になるといった症状がみはられます。
 偏頭痛自体が命に関わる事はありません。
 頭痛は数時間程度のこともあれば、数日間続くこともあります。

 発生の原因には幾つかの説があります。
頭部の血管が拡張し、炎症を起こして痛みが発生する説

 脳神経の中で最も大きい三叉神経が刺激されることにより、血管を拡張させる作用をもつ神経伝達物質が分泌されます。それらの働きで痛みが起こるという説

などがあります。

☆緊張型頭痛
    緊張型頭痛は鈍い痛みが特徴ですが、我慢できないほどの痛みは稀の様です。数時間~数日の頭痛が繰り返しおこる場合と、持続的におこる場合があります。首や肩のこりを伴うこともあります。緊張型頭痛の発生には身体的・精神的なストレスが複雑に関係していると考えられています。

身体的ストレスによる緊張型頭痛
 無理な姿勢の維持や長時間のパソコンの使用などによってからだを支える筋肉が緊張し血流が悪くなると、乳酸などの疲労物質が筋肉にたまり、 神経を刺激して痛みを引き起こすと考えられています。
  
精神的ストレスによる緊張型頭痛
 精神的に緊張した状態が長期間続くと、脳の痛みを調整する部位が機能不全を起こし頭痛を引き起こしてしまうのです。

◎ライフスタイルの改善でよくなることもあります。

☆群発頭痛
 群発頭痛の原因についてははっきりとしていません。
群発頭痛は偏頭痛と同様に発作的に起こる頭痛です。偏側性で眼の奥を中心とする激痛をようします。年に数回の頻度で起こりますが、1~2ヶ月にわたって、同じ時間帯に激しい頭痛におそわれ、転げまわる人もいるほどです。発作が起こっている期間にアルコールを飲むと、高頻度で頭痛発作が起こります。

激しい痛みや長期間持続する頭痛は重大な病気から引き起こされていることもあるので注意が必要です。

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