2015年9月9日水曜日

中性脂肪ってどういうもの?

こんにちはー!
こころ整骨院 大山院 西田です!

台風が接近していてなかなかお外を出歩きにくい今日このごろですが、動かなくてもお腹は空くので、食欲が止まらない状態です。

そこで気になってくるのが、中性脂肪などですよね笑


なので今日はその中性脂肪についてお話ししたいと思います!



中性脂肪とは?


中性脂肪とは、人間の体を動かすエネルギー源となる物質で、別名「トリグリセリド(トリアシルグリセロール)」と呼ばれ、健康診断の検査結果では「TG」等の記号で表示されています。


主に食物から取得された脂質は、小腸から吸収されて血液中に入り、体内の生命維持活動に利用されますが、使い切れなかった余ったエネルギーは中性脂肪として、蓄えられます。いわゆる、体についたぶよぶよ贅肉、皮下脂肪が中性脂肪です。


また、中性脂肪は、肝臓でも合成されており、炭水化物を多くとったり、飲酒(アルコールの摂取)によっても増加します。


中性脂肪の役割としては、前述の生命維持活動の他に、ぶよぶよの脂肪分として内臓を守り、また体温を一定に保つ働きがあります。




「中性脂肪が高いとよくない!」と言われることから、不要なものに見られがちですが、生きていく上で必要なエネルギー源ですので、ある程度の数値は必要になります。



健康診断時に計測されるのは、食事から取り込まれた中性脂肪(外因性トリグリセリド)ではなく、余分なエネルギーとしていったん肝臓に取り込まれた脂肪が再び血液中に分泌された中性脂肪(内因性トリグリセリド)の値を測ります。


ですので、健康診断は、前日8時以降の食事や飲酒を制限、または当日の朝食を抜いて受診する(検査前10~14時間は絶食にする)必要があります。再検査になる場合は、当日に朝食を摂ってしまい、外因性の中性脂肪により検査値が高くなったケース、というのが多いようです。






中性脂肪を下げる魚の栄養DHAとEPA



中性脂肪を下げる効果が高い成分として注目されているのがアジやサバなど背中が青い魚に含まれるDHAとEPAという成分です。最近ではテレビや雑誌で頻繁に取り上げられるのでご存じの方も多いと思います。日頃から意識して魚を多く食べる食生活に切り替えるだけでも有効。もちろん即効性はないので長期的に魚中心の食生活に切り替える必要があります。

それだけでも効果的なのですが、さらにもう一歩踏み込んだ中性脂肪対策としてDHAサプリを摂るのが有効です。積極的に魚を食べたとしても限界があるのが事実。魚からでは取り切れないDHAをサプリメントで補うようにすればさらに効果的な対策ができます。




中性脂肪が高くなると何が困る?


中性脂肪値が高いと何がよくないか?というと、動脈硬化や脳卒中の遠因となるLDL(低比重リポたんぱく)コレステロールを増やしてしまい、また、善玉コレステロールであるHDL(高比重リポたんぱく)コレステロールを減らしてしまうことにつながります。


中性脂肪や、LDLコレステロールは、血管にへばり付いて、血液の流れを阻害するようになります。

こうなると、動脈硬化を引き起こし、その結果、心筋梗塞や、狭心症、脳卒中という血管のつまりが原因の病気に罹る可能性が高くなることから、問題とされています。

また、中性脂肪は肝臓で合成されますが、中性脂肪が多くなると脂肪肝、いわゆるフォアグラのような状態になっていきます。こうなると肝臓の機能が低下し、肝硬変や肝臓がんに移行する可能性が高くなるんですね。




では中性脂肪を良い数値にするにはどうしたらいいかという話になります!

先ほどふれた魚中心の食生活もいいと重いますが、
サプリを併用すると中性脂肪は早く確実に下げられるんですね!

青魚に含まれるDHA/EPAという成分はご存じですか?


実は青魚のDHAとEPAには中性脂肪を効果的に下げてくれる効果があると話題の健康成分です。食生活で青魚を意識して食べるようにするのと共に、DHAとEPAが配合されたサプリメントを併用するのがより早く確実に下げるためのコツですね!




このように自分の体の中性脂肪自体を上手くコントロールできれば、病気も起こりにくくなりますし、健康的なお身体で毎日をおくれるので、みなさんも一度健康診断などでご自身の結果をしっかり振りかえってみるのも良いかもしれませんね!


こころ整骨院大山院

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