2015年7月17日金曜日

熱中症

こんばんわ、こころ整骨院大山院の石橋です。
今夜は人身事故に台風にイベントだらけでした笑

連日暑い日が続いていますが皆さんしっかり水分補給できてますか?
早くも熱中症の被害にあわれた方も全国的に多いそうです。
そもそも熱中症とは?
人間の身体には、体温調節機能が備わっています。常に体内で熱を作り出している一方、自律神経を介して血液や発汗を調節し、適度な体温を保っています。しかし、気温や湿度が高い、風が弱い、日差しが強いなどの環境下で体温調節機能に乱れが生じ、体内の水分やナトリウムのバランスが崩れ、さまざまな症状が起きることがあります。これを熱中症と言います。
体が感じる危険信号にはめまい、吐き気、ズキンズキンとする頭痛、皮膚が赤く、熱く、乾いている状態、汗をかかない極端に高い体温、意識の消失などがあります。
こうした症状は、体の水分と塩分が失なわれ、末梢の血液循環が悪くなり、極度の脱水症状に向かうことで現れてきます。進行すると多機能不全を起こし、死に至ることもあります。

熱中症は三段階に重症度がわけられ、重症度1、重症度2、重症度3で病態が変わってきます。
重症度1は熱痙攣、熱失神。
熱痙攣はふくらはぎなど下肢の筋肉がこむら返りを起こし痛みを伴う(発汗に伴うナトリウムの欠乏により筋肉興奮性が高まったのが原因)。
熱失神は脳への血流が瞬間的に不十分になり、立ちくらみを起こす。

重症度2が熱疲労。
『強い、喉の乾き』『体に力が入らない』『ぐったりする』『気分の不快、吐き気、嘔吐』『不安感』『目が回る』『頭痛など』。

重症度3が熱射病。
『気を失う』『呼び掛けや刺激に対する反応がおかしい』『応えない』『身体がひきつける』『まっすぐ歩けない、走れない』『手足が動かない』など。
どれも早めの処置が何より大切だそうです。重症度1の段階であれば涼しいところで休み、スポーツドリンクを飲ませることで回復しますが、重症度3ならば迷わず救急車を呼ぶだけでなく、到着するまでの間、身体に水をかけてうちわで扇いだり、首の周辺の大動脈に氷を当てるなど体を冷やす処置をすることが大切です。
こうした知識が少しでもあるといざというとき冷静に対処できると思います。

一番は熱中症にならないことが先決なのでしっかりとした対策をとって楽しい夏にしてくださいね♪

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